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いわさき ちひろ展



北九州市立美術館で開催中の
「いわさき ちひろ展」に行ってきました。
絵本や児童書の挿絵などで、誰もが一度は目にしたことのある
作家だと思いますが、チラシの紹介コピーにはこうあります。

いわさきちひろ(1918-74)は、子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家です。絵本や雑誌、教科書の挿絵など9,400点をこえる作品を残しました。ちひろは優れた観察力と確かなデッサン、そして母親としての優しいまなざしから、生き生きとした子どもたちの姿を描き出しました。
 また、東洋の伝統的な水墨画の技法を思わせる、にじみやぼかしを生かした独特のみずみずしい色彩の水彩画も特徴です。青春時代に戦争を体験したちひろは、「世界中のこどもみんなに平和としあわせを」ということばを残しました。
 ちひろが描いた子どもや花は、今もいのちの輝き、平和の大切さを語り続けています。
 本展では絵本原画を含む水彩画のデッサンのほか、ちひろの遺品や復元された自宅アトリエを展示します。平和を希求したちひろが、未来に生きる子どもへ残したメッセージを作品から感じていただければ幸いです。


9月15日から開催されて、早くも26日には来場者1万人を突破したことからも、
その人気の高さ、ファン層の厚さをうかがい知ることができますが、
オールドファンにとっては「懐かしさ」というのも魅力の一つかも知れません。

展示作品の中には、小学校の国語の教科書に載っていた
「白いぼうし」(あまんきみこ・文)で使われた挿絵もありました。

憶えています?
「これは、レモンのにおいですか。」で始まるお話。
タクシー運転手、松井さんが白い帽子をひろうと、
中にいた蝶が逃げ出して、その代わりに夏みかんを
入れておくというような・・・


こうした展覧会をきっかけに、多くの人の心を動かす作品を
創り出した作者の足跡や時代背景について知ること、
考えてみることもまた、学ぶことの喜びではありますが、
その前にまず、絵を見て「何かを感じること」が第一です。

最近の殺伐とした世情、とくに幼児虐待の事件などを聞くと
こうした作品による“癒し効果”の必要性をつくづく感じます。

展示会は、10月21日(日)までやってます。ぜひ。

いわさきちひろ展 ホームページ↓
http://chihiro-kitakyushu.com/











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