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サマーサイエンスフェスタ in 北九州 2012
7月22日(日)に九州工業大学(戸畑キャンパス)で開催された
「サマーサイエンスフェスタ in 北九州 2012」に行ってきました。
九工大と県内の高校の理科系クラブが参加して、一般の来場客を相手に
日ごろの研究成果を発表したり、科学実験を実演してくれるイベントです。
小さな子どもが体験できるサイエンスショーも開かれるとあって、
暑い中にも関わらず、会場には親子連れの姿が目立っていました。
そもそもこのフェスタが始まったきっかけは、
高校の理科系クラブがせっかく研究や実験をやっていても
その成果を発表する場がなく、もしそんな大会があれば
目標もできて、もっと意欲も高まるのでは?ということで、
九工大の「理数教育支援センター」が中心になって企画したとか。
確かに、高校の部活といえばスポーツ系(とくに高校野球!)ばかりが
注目を浴びて、文化系の部活はどちらかというと地味な存在です。
そんな中、このフェスタは科学の分野で情熱を燃やす高校生たちの
晴れの舞台となっているようです。
九州工業大学のHPにある大学案内ムービー
「今こそ理系宣言!高校生が活躍!九州発科学フェスタ~」に、
昨年の「サマーサイエンスフェスタ」の模様が収められています。
http://www.kyutech.ac.jp/information/movie/rikei2.html
ちなみに北九州市にある高校の中で、今年参加したのは
以下の7校でした。(順不同:☆研究発表、★科学実験)
東筑紫学園高校:☆★
明治学園中学高校:☆
小倉高校:☆★
九州国際大学付属高校:☆
高稜高校:★
八幡高校:★
折尾愛真高校:★(教師)
研究にあたっては、大学の先生だけでなく、地域の企業や団体に
支援や協力をお願いする場合もあったようです。たとえば、
東筑紫学園高校(理科部)の「北九州5万分の1等光度曲線地図」の
制作にあたっては(株)ゼンリンからの多大な支援があったことや、
明治学園中学高等学校(水産学実習班)の研究では、
しものせき水族館「海響館」や漁業組合などの協力があったことを
今回の研究発表のなかで知ることができました。
高校生たちの“まなび”を地域の大人が支援しているわけですね。
いい機会だと思い、何人かの高校生にいろいろ聞いてみました。
◎市内各所で夜空の明るさを観測するために、
観測地点まで夜中にチャリンコをこいだという男子。
◎高校時代に生物部に入っていた母親の話が面白くて、
それで自分も生物部に入りましたと教えてくれた女子。
◎今日は朝から同じ説明を何回くらいしたの?と聞くと
「えーと、15回くらいです」と答えてくれた男子。
◎物理学に興味があって「ヒッグス粒子発見」のニュースには
テレビの前で興奮しましたと語ってくれた男子。
◎植生の調査で山に登るのが「ハイキングみたいよ」と言って
新入部員を勧誘するんですが、ホントはキツイだけなんです(笑)と
話してくれた女子。
ここでは、みんな好きなことをやっているせいか、
詰め込み式の受験教育のような重苦しさがありません。
自分の好奇心をもとに試行錯誤し、発見したことを伝えようとする
“学び”本来の、自由で、わくわくするような空気があります。
とくに、フェスタが終わって帰途につく高校生たちの
充実感いっぱいの笑顔が印象に残りました。
今回は、時間がなくて九工大のスペースアカデミーや
高校生による科学実験を見ることはできませんでしたが、
また同じような機会があれば、ぜひ覗いてみたいと思っています。
今回のフェスタで撮った写真は、こちらへ。
http://kita9.iinaa.net/repo/repo1.htm
「サマーサイエンスフェスタ in 北九州 2012」に行ってきました。
九工大と県内の高校の理科系クラブが参加して、一般の来場客を相手に
日ごろの研究成果を発表したり、科学実験を実演してくれるイベントです。
小さな子どもが体験できるサイエンスショーも開かれるとあって、
暑い中にも関わらず、会場には親子連れの姿が目立っていました。
そもそもこのフェスタが始まったきっかけは、
高校の理科系クラブがせっかく研究や実験をやっていても
その成果を発表する場がなく、もしそんな大会があれば
目標もできて、もっと意欲も高まるのでは?ということで、
九工大の「理数教育支援センター」が中心になって企画したとか。
確かに、高校の部活といえばスポーツ系(とくに高校野球!)ばかりが
注目を浴びて、文化系の部活はどちらかというと地味な存在です。
そんな中、このフェスタは科学の分野で情熱を燃やす高校生たちの
晴れの舞台となっているようです。
九州工業大学のHPにある大学案内ムービー
「今こそ理系宣言!高校生が活躍!九州発科学フェスタ~」に、
昨年の「サマーサイエンスフェスタ」の模様が収められています。
http://www.kyutech.ac.jp/information/movie/rikei2.html
ちなみに北九州市にある高校の中で、今年参加したのは
以下の7校でした。(順不同:☆研究発表、★科学実験)
東筑紫学園高校:☆★
明治学園中学高校:☆
小倉高校:☆★
九州国際大学付属高校:☆
高稜高校:★
八幡高校:★
折尾愛真高校:★(教師)
研究にあたっては、大学の先生だけでなく、地域の企業や団体に
支援や協力をお願いする場合もあったようです。たとえば、
東筑紫学園高校(理科部)の「北九州5万分の1等光度曲線地図」の
制作にあたっては(株)ゼンリンからの多大な支援があったことや、
明治学園中学高等学校(水産学実習班)の研究では、
しものせき水族館「海響館」や漁業組合などの協力があったことを
今回の研究発表のなかで知ることができました。
高校生たちの“まなび”を地域の大人が支援しているわけですね。
いい機会だと思い、何人かの高校生にいろいろ聞いてみました。
◎市内各所で夜空の明るさを観測するために、
観測地点まで夜中にチャリンコをこいだという男子。
◎高校時代に生物部に入っていた母親の話が面白くて、
それで自分も生物部に入りましたと教えてくれた女子。
◎今日は朝から同じ説明を何回くらいしたの?と聞くと
「えーと、15回くらいです」と答えてくれた男子。
◎物理学に興味があって「ヒッグス粒子発見」のニュースには
テレビの前で興奮しましたと語ってくれた男子。
◎植生の調査で山に登るのが「ハイキングみたいよ」と言って
新入部員を勧誘するんですが、ホントはキツイだけなんです(笑)と
話してくれた女子。
ここでは、みんな好きなことをやっているせいか、
詰め込み式の受験教育のような重苦しさがありません。
自分の好奇心をもとに試行錯誤し、発見したことを伝えようとする
“学び”本来の、自由で、わくわくするような空気があります。
とくに、フェスタが終わって帰途につく高校生たちの
充実感いっぱいの笑顔が印象に残りました。
今回は、時間がなくて九工大のスペースアカデミーや
高校生による科学実験を見ることはできませんでしたが、
また同じような機会があれば、ぜひ覗いてみたいと思っています。
今回のフェスタで撮った写真は、こちらへ。
http://kita9.iinaa.net/repo/repo1.htm
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