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いのちのたび博物館「歴史友の会」
7月14日、いのちのたび博物館「歴史友の会」が主催する講演会、
「前方後円墳―“形”の“こころ”―」を聴きに行ってきました。
講師は、古代学研究者・元同志社大学教授の辰巳和弘先生。
日本列島に特有の「前方後円墳」は、
なぜこんな形をしているのか?というテーマを軸に、
古代人の“こころ”を探る…そんなお話でした。
ちなみに、私たちが歴史の教科書で習う「前方後円」という名称は
江戸期以降の話で、古代の人々がそう呼んでいたわけではありません。
先生によると、古墳というのは「他界の王宮」のようなもので、
古墳に並べられた多くの壺形埴輪は、この世とあの世の結界であり
また、壺というのは古代中国の神仙思想と結びついているのだとか。
そして、列島に住む人々が墓そのものを「壺」の形に模したことで
いわゆる“前方後円墳”が誕生したという話でした。
初めて聞く説だったので、驚きました。
なるほど、言われてみれば壺の形です。

古代史を学ぶ面白さは、推理小説を読むことに似ています。
想像力を駆使して考古学上の知見と文献をつきあわせることで、
点が線となり、思いがけない図が浮びあがってくる。
その謎解きの過程に、ワクワクする楽しみがあります。
さて、いのちのたび博物館「歴史友の会」では、
毎月、講座や遺跡見学会などを行っています。
http://www.kmnh.jp/member/his.html
私は会員じゃないので、今回資料代として700円支払いましたが、
会員の方は、毎月の講演会が無料で聴講できます。
事務局の方に聞くと、中学生や高校生も大歓迎だそうですが、
会報の「歴史友の会だより」を読んでみると
かなり専門的でアカデミックな活動をしているので、
子どもが聞くには、難しい内容かも知れません。
「前方後円墳―“形”の“こころ”―」を聴きに行ってきました。
講師は、古代学研究者・元同志社大学教授の辰巳和弘先生。
日本列島に特有の「前方後円墳」は、
なぜこんな形をしているのか?というテーマを軸に、
古代人の“こころ”を探る…そんなお話でした。
ちなみに、私たちが歴史の教科書で習う「前方後円」という名称は
江戸期以降の話で、古代の人々がそう呼んでいたわけではありません。
先生によると、古墳というのは「他界の王宮」のようなもので、
古墳に並べられた多くの壺形埴輪は、この世とあの世の結界であり
また、壺というのは古代中国の神仙思想と結びついているのだとか。
そして、列島に住む人々が墓そのものを「壺」の形に模したことで
いわゆる“前方後円墳”が誕生したという話でした。
初めて聞く説だったので、驚きました。
なるほど、言われてみれば壺の形です。
古代史を学ぶ面白さは、推理小説を読むことに似ています。
想像力を駆使して考古学上の知見と文献をつきあわせることで、
点が線となり、思いがけない図が浮びあがってくる。
その謎解きの過程に、ワクワクする楽しみがあります。
さて、いのちのたび博物館「歴史友の会」では、
毎月、講座や遺跡見学会などを行っています。
http://www.kmnh.jp/member/his.html
私は会員じゃないので、今回資料代として700円支払いましたが、
会員の方は、毎月の講演会が無料で聴講できます。
事務局の方に聞くと、中学生や高校生も大歓迎だそうですが、
会報の「歴史友の会だより」を読んでみると
かなり専門的でアカデミックな活動をしているので、
子どもが聞くには、難しい内容かも知れません。
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